あきもりブログ

人生で培ったどうでもいいこと中心に発信しています。基本的に自分の為です。

アンビバレント MVを考える

 

ついにアンビバレントのMVが公開されました。

と言ってもだいぶ日にちが経ってしまいましたが。

 

27日0:00に解禁されました。

通常というか今までなら正午12:00だったところ、appleのタイアップの関係っぽいですね。

 

そこから、既に通常速、0.75倍速、0.5倍速と速さを変えつつ50回、いや80回くらい見てるかもしれない。

 

そんな僕の超個人的感想と考察になります。

こういった作品で何を感じ、どう捉え、解釈するのかは自由ですし、なにより正解も不正解もないと思うので、異論は認めます。笑

この解釈好きだなー、これはちょっと自分とは違うなー、同じものを見てるのにこんなに捉え方や感じ方違うんだなーってくらいで見ていただけると嬉しい。ってか楽しいですよ。

 

ということで、

MVに進む前に前作、ガラスを割れから今回のアンビバレントのMVを観るまでの前置き。

 

ガラスを割れは、最初はみんなでいるのに対して最後になると平手は一人になり、最終的には平手一人でどこか行ってしまうようにそのまま、一人のまま終わっていきます。それは僕の中ではとてもバッドエンドな印象で、このアンビバレントのMVを観るまではガラスを割れを聞くたび、現実に平手がメディアに出てこないのも相まって、なんとなくテンションが下がるというか、ワーってなってました。語彙力

 

まず、そういったガラスを割れで表現されていた、所謂、欅坂46の不安定さがこれまでずーっと気になっていて、次の7thのMVは絶対にハッピーエンド、つまるところ、平手が戻ってきた!メンバー全員でもういけますよ!っていう明るいMVであってほしい、それを作るなら今こそそんなタイミングなんじゃないか!?と、強く思っていたので、

個人的に僕は、アンビバレントのMVを最初に見た時、最終的にすごくホッとします。笑

 

はい、すみません、前置きでした。

それではまずは、

最初にキーワードとして、こんなとこに注目すると世界観を楽しみやすくなるというポイントを挙げておきます!

 

ポイント①!

 

目線

 

ポイント②

 

解放

 

ポイント③

 

世界

 

ポイント④

みんなの元へ

 

(ここで一回、この先の僕個人の見解を読む前に、

上記のポイントは何を意味するのか、という点に注目して自分なりの解釈をしながら一度改めてMVを観るのも良いかと。)

 

 

 

では、、やっとですが、笑

最初から見ていきます。

 

冒頭、

メンバーがもたれかかるようにして、眠っています。その中心の平手が一人目覚め、歩き出しメンバーから離れます。

 

そして、どこからともなく帰ってきました。

はい、カッコいい。

 

そこは真っ白な服を身に纏う人たちがメンバーと同じように倒れて眠っています。

 

ここで注目は、メンバーは白と黒のアンビバレントな衣装、それ以外の人たちは真っ白だということです。

 

平手はフラフラになりながらも、

もがきながら、苦しそうに、しかし闘いながら

おそらくみんなの元へ向かっています。

 

僕はここで、ガラスを割れのストーリーの続きを見ているかのように思え、すごいワクワクしました。よかった、帰ってきたぞ。と。

 

そして、

眠っているメンバーもそれに反応するかのように、動き出し、目を覚まします。

 

抜け出したはずの平手はうなだれて、それ以外のメンバーは不気味に狂気的な目でめっちゃこっち見てます。

 

と思ったら、次は真っ白なだけの人たちに囚われてるというか、んー、いい言葉が見つかりませんが、ガッ!ってされて、メンバー身動き取れません。

 

こうなると、目線もばらばらです。

 

そこに平手が到着し、それぞれを真っ白達から解放していきます。

 

個の解放です。

 

誰かと一緒にいたってストレスだけ溜まっていく、だけど、一人じゃずっといられないアンビバレント

なメンバー達がついに集合します。

 

しかし、そこは先ほどの真っ白な場所ではなくまた違う場所。というか世界というか。

説明するのが難しいのですが、あえて言うならば僕は個人的に、ここは精神的な世界、ある意味で理想の世界またはこれからの世界のようなものだと解釈しています。

歌詞に合わせていうなら、

青空の下ではない世界、とも言えるかもしれません。

 

そんなもう一つの世界で、

メンバーたちはみんなで激しく踊ります。

なんなら、個々でも、複数人でバラバラに、闘うかのように踊り、バーンってなってます。語彙力

 

個の解放より、また一つ先の解放感があります。

 

同時に、段々と何人かのメンバーの目線がこちらに向くように、自然と前を向くようになってきてます。

 

戻ったばかりの平手が、一人でも歩きながら、

時にメンバーに突き飛ばされ、起こされ、支えられ、止められて進んでいます。

 

白い世界では

真っ白なだけの菩薩

と化したゆっかねんが解放され、走り出します。

ゆっかーが菩薩というところ、グッときます。

 

真っ白なだけではやっていけない、倒れてしまいます。そんなしがらみ、囚われの身からの解放です。

 

他のメンバーも、手を取り合いながら

スピード、ポーズ、はバラバラであれ一箇所に集まってきました。

 

その中心で、激しく踊る平手。

真っ白達に追いかけられてももう止められません。

 

他のメンバーは、理想の世界でのみハジけまくってますが、真っ白な世界ではまだ、もう少し動き出せません。

けど、メンバーの目線がまっすぐこっちを見るようになってます。

 

そしてここで新しい、

完全に平手が一人しかいない、どこか寂しげな、水辺の平手が現れます。

単純にすごい孤独感を感じます。

 

すると、理想の世界の平手が急にメンバーを見つめて一気に全員を解放します!

 

それに呼応するように、真っ白な世界のメンバーも、バーン!!

解き放たれました。

 

そこで平手は倒れてしまいます。

が、楽しそうなメンバー達に呼応するように、震えます。

 

水辺に立つ孤独な平手が、メンバーを思い出すかのように、目を瞑ります。

 

世界がまた変わり、

キャプテンゆっかーが真っ直ぐ前を指差し

目線は力強く、こちらを向いています。

平手が復活し、メンバーと踊ります。

最強です。

 

平手とも手を取り合いながら、笑い合って、

ときに孤独になりそうになっても

誰かがいなきゃダメなんだと歌いながら、踊ります。

 

最高です。

 

メンバーももう全員前を向いている

と思いきや、しーちゃんの目線はカメラを向いてませんでした。

そう、ちゃんとしすぎてても愛せない

んです。

けど、真っ直ぐ前を見てます。完全に。

 

そして、またみんなの元から歩き出す平手が映ります。

少し進むと、何かに気づくように平手が止まります。

 

孤独になりたい、なりたくない。

 

真っ白な世界で解放されたメンバーです。

ここの上村の表情がいいです。

 

最後、もう一つの世界では完全に笑顔で楽しそう。いいシーン。

 

また、孤独な平手。

 

けど、最後、今回は、、

 

みんなの元に戻っていきました。

 

僕はこの最後の戻っていくカットが一番好きです。

この一つのカットに、勝手に新宮監督の愛をめちゃくちゃ感じました。

 

今までなら、平手のカットで終わる"ルール"でした。

 

けど今回のこのカット、すごく曖昧です。

普通に考えると平手かもしれないけど、

あえて平手をはっきりと写してない。

なんなら、戻る先もぼんやりとしています。

 

ここの解釈は個人的な願望がめちゃくちゃ混在してますが、

 

戻ってくるメンバーは平手ではなく他のメンバーの可能性を感じさせていて、且つ、

あくまでも、戻った先の欅坂46がどんな状態かはわからないんです。

 

戻る先に平手はもう居て、

戻るメンバーは志田とも今泉とも原田とも取れます。取りたいです。

よく言われることですが、

戻る先が曖昧なのも、常にこの先どうなるのかわからない

そんな欅坂46らしさをすごく感じました。

 

そんなこんなで、まとめると、

 

真っ白な世界でしがらみや純粋すぎる世界にとらわれるメンバーを解放していく平手、バラバラだったメンバーの視線も前を向くようになり、楽しくなっていく。

ふと我に帰り、孤独になる平手はいろいろ思い返し考える。

けど、最終的にみんなの元へ戻る。

メンバー達は解放されたよ。これからまた始まるよ。

 

というハッピーエンドな、前向きなストーリーでした。

 

あえて触れませんでしたが、

一つ気になることはやっぱり

鈴本がいないことですね。

 

ふーちゃんのブログからも

なんかしらの事情で急遽参加できなくなったとしか思えません。

だとしたら、残念ではありますが元気ならそれでいいです。

 

ライブのパフォーマンスが楽しみ!

平手の念願のアクロバット担当!

 

いつか

21人パフォーマンスが戻ることを祈ります。