【前置き編】黒い羊 希望的考察。絶望という孤独から希望という孤独に
欅坂46 8枚目シングル 「黒い羊」
MVが公開されました。
音源はめちゃくちゃ聞いたけど、MVはおそらくまだ30回も見てないと思います。
前回のアンビバレントでは公開からひたすら繰り返し見て、
再生速度を遅くしたり一時停止、再生を繰り返したり、見まくりました。
対して、今回のMVは曲を聴く以上に、MVを一回見るのになんだか無意識にものすごい体力を消費している気がして、続けて何回も見ようとしても腰が重いというか。今日はもうこれくらいにしとこう、という気持ちになる。
この考察もそんないきさつがあり、書くのが少し遅れてしまいました。
遅れているにも関わらず、まだ未だにしっくり来る解釈に至らない部分もあったりします。
そんな間に、kikkaさんの記事がアップされて、自分が書くまで変にそのほかの人の考察に影響されないようにそういうの見ることも避けていたのですが、
あまりに自分が書こうとしていた書き方、内容に近いところが多く、気づいたら全部読んでしまっていました。笑
加えて、ほかの人の考察もTwitterのタイムラインに上がってきたりして、目に入ってしまうという。
無意識そういう目から入った情報というか人の考え方に少なからず影響されている部分ももしかしたらありそうですが、まぁそれも含め私なりの解釈ということで。
kikkaさんのようにきれいな文章で具体的な考察はできませんし、
正直考察がほぼ同じだったりする部分も多々あるので
このタイミングで書くと、ところどころパクッてる感じがするかもしれませんが
すべて自分なりの解釈であることと、考察の根本はだいぶ前から温めていたものです。
ということで、まずはMVを見た第一印象から。
この曲が初解禁された当初、曲だけを聞いたイメージについてはすでに記事を書いています。
まぁ、まとめるとこの曲を聞いた時、個人的には
始まった
と思ったことと、
孤独と希望
を感じたということが重要です。
曲だけ聞いたイメージがそれでした。
そして今回のMVを見て、
なるほど、さすが新宮監督、、
もうメンバー、一人一人にストーリーがあり、大枠わかりやすいテーマでありながら
至るところに様々な要素をちりばめている感じが新宮監督なんじゃないかなと予想してました。あとはカモメがいれば確信できたけど、実はカモメはいまだに見つかってません。。
袖のマーク?どこ?まとめは見ない。意地張り
曲の孤独感や絶望感を生死にまで昇華して増幅させて、
こんなにストレートに表現した映像を作れるって
もう今の欅の制作チーム以外、世界のどこにもないと思います。
曲を聴いて陳腐な自分の感性で必死にイメージするものも毎回、優に超えてきて
衝撃を与えられると同時に悔しいくらいです。
けどそれだからこそ、毎回楽しいんですよね、
本当に、欅に出会ってからどれだけ感性を磨かれたか。
個人的に今回のMVは今までの中でも一番好きというと安っぽくてあれだけど、
なんというか、一番伝わるものが強く、まさしく胸が締め付けられるような感覚になりました。
なりましたというか、何回見てもなる。涙出そうになりながら毎回見る。
それを演じているメンバーの労力たるや、計り知れないものであることは間違いないし
演じることで想像を超えるくらい考えたことや表現したいことも
それぞれのメンバーにあるだろうから、これからのパフォーマンスが楽しみでもあると同時に、
不協和音だったり卒業とかもろもろ、今までのことを思うと現実的な精神的負担も大きいだろうから心配な面も少なからずある。何目線
去年は特に、それまでも色々あった欅の今、
半年ぶりの曲がこれっていうのは、秋元先生は本当に酷なことするよなー
けどそれを楽しんでる自分もまた酷な人間なのかもしれません。
そして曲だけならまだしも、
MVでさらに重く、深いところまで掘り下げるようにして表現させるんだから、容赦ない。
欅のチームの大人たちは怖いくらい本気で、
けどそれに必死についていく欅のメンバーも間違いなく本気で、本当にかっこいい。
お互い本気だからこそ、逆に下手なこともうできないそのハードルの高さたるや。
そこに、ついてくるしついてこれることを知っているからこそ、作れるんだろうな
ってのと、
そういう、表現できる最大値がでるような今だからこそのこのタイミングでしっかりこういう曲が世に出てきたということ自体が酷であり、すごいです。
今までの欅にしか表現できない、いわば裏の、黒い側の楽曲をついに表に出したので。
しかも最高のタイミングで。
始まりました。
そんなこんなでMVも振り切りまくっていて、
完全に欅の進撃が始まりました。
というのがまず所見の感想。笑
すみません、全然考察に入らなかったので
次に考察の中身書きます。。